2025年6月2日~2025年6月6日のマーケットが終了し土曜日を迎えました。
ドル円週足チャートを見てみますと、ダブルボトムパターンが形成されて上昇に転ずる兆しが感じられます。
1年を52週と判断した場合、その4分の1である13週の移動平均線を週足チャートに描写させてみるとダウントレンドが継続中なのが分かります。
ローソク足パターンだけで判断すると上昇に転ずる兆しが見られますが移動平均線も加味して判断するとダブルボトムをブレイクしてさらに円高方向へ進む可能性も考えられます。
📌 来週のドル円相場|要点まとめ(2025年6月9日〜6月13日)
区分 | ポイント内容 |
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🔍 現在の相場状況 | 週足チャートでダブルボトムの兆し。ただし、13週移動平均線は下向きのままで、上昇の確証はまだ弱い。 |
📈 ドル高シナリオ | 目標は146.861円(4月ギャップ)。ここが週足レベルの最終防衛ライン。5月は同水準に押し戻された実績あり。 |
📉 円高シナリオ | 強力なサポートは140.800円。過去3回反発したゾーン。これを突破しても138.697円が控える二段構え。下抜けには相当な円買いエネルギーが必要。 |
✅ 現在の保有ポジション | あまちゃん式デモ口座:ロングエントリー中(143.394)SL:142.694/TP:145.494(RR比1:3) |
📅 注目イベント | 6/11(水)米CPI・コアCPI(21:30)6/12(木)米PPI・失業保険(21:30)6/9(月)日本GDP速報(8:50) |
⚠️ 注目ポイント | CPI次第でドル買い・売りの方向性が決定。ボラティリティ上昇に注意。週半ば以降に大きく動く展開も。 |
ドル高シナリオの場合どこまで上昇するか?

ドル高シナリオの場合どこまで上昇するか?についてですが、週足チャートで一番目立つのは4月6日に発生したギャップです。このギャップがレジスタンスゾーンとして機能する可能性があり、その最終防衛ラインが146.861です。
このラインを日足レベルで突破してドル買い方向に進んでも円高方向へ引っ張られる可能性があり、現に5月11日の週足はギャップに押し戻される形で陰線を形成することになりました。
週足レベルでローソク足の本体がこのギャップを埋めない限りはドル高の防衛ラインは146.861で間違いなさそうです。
円高シナリオの場合どこまで下落するか?

円高シナリオの場合どこまで下落するか?についてですが、週足チャートを見てすぐに気づくのは140.800付近に強力なサポートゾーンが存在するということです。
このサポートゾーンは過去3回も円高を阻止しており、円高ドル安の防波堤として非常に強固な働きを見せています。仮にこのサポートゾーンを突破しても、さらに2023年7月16日の始値である138.697ラインにもサポートが控えているのでこの二段構えのサポートを突破するにはかなりの資金量を円に投じる必要があります。
現状、円にそこまで魅力があるのか?と考えた場合、そこまで魅力があるとは思えないので、円高が進んでも140.800か138.697までの下落が限界ではないかと思われます。
もしも、この2つのサポートゾーンをブレイクダウンするような事があれば130円台まで下落する可能性が生じてきます。
あまちゃん式1日3回チェック手法

あまちゃん式1日3回チェック手法はデモトレードで現在ロングホールド中。
エントリー:143.394
SL:142.694(-70PIPS)
TP:145.494(+210PIPS)
あまちゃん式1日3回チェック手法の検証を2025年1月2日から6月4日までのヒストリカルデータを使い仮想トレードを行ったら期待値がプラスだったことを改めて確認できたので心理的な余裕が生まれました。
来週(2025年6月9日~6月13日)の主な経済指標
日時 | JPY | USD | GBP |
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2025/6/9 8:50 | 国内総生産(前月比) | ||
2025/6/9 8:50 | GDPデフレーター(前年比) | ||
2025/6/11 21:30 | コアCPI(前月比:5月) | ||
2025/6/11 21:30 | 消費者物価指数(前月比:5月) | ||
2025/6/11 21:30 | 消費者物価指数(前年比:5月) | ||
2025/6/11 23:30 | 原油在庫量 | ||
2025/6/12 15:00 | 国内総生産(前月比:4月) | ||
2025/6/12 21:30 | 失業保険申請件数 | ||
2025/6/12 21:30 | 生産者物価指数(前月比5月) | ||
2025/6/13 13:30 | 鉱工業生産(前月比:4月) |