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【完全ガイド】FXデモトレードのやり方と意味|再現性を高めて勝てるルールを作る戦略的ステップ

黒髪の日本人女性トレーダー“あまちゃん”が、USD/JPYチャートとスプレッドシートを見ながらデモトレード戦略をノートにまとめている様子。背景には“DEMO”“STRATEGY”“RULE”のアイコンが浮かび、落ち着いた雰囲気の中で検証に集中している。 FX初心者向けガイド
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「デモトレードって意味あるの?」「どうやって使えば勝てるようになるの?」
FX初心者の多くが一度は抱く疑問です。

確かに、実際のお金を使わないデモトレードでは“本気になれない”と思われがちですが、実はこの段階での取り組み方こそが、将来リアルトレードで勝てるかどうかを左右する分岐点になります。

この記事では、デモトレードの正しい意味と活用法をステップ形式で解説します。
「再現性のあるルールをどう作るか?」「どこを検証すればいいのか?」など、勝ちトレーダーになるために必要な“戦略的な練習方法”を、初心者でも実践できる形で紹介していきます。

FXのデモトレードとは?

デモトレードとは、再現性を確認するために行う仮想トレードのことを指します。

「再現性」とは、同じ条件・同じ手順でトレードを行ったときに、何度でも同じような結果が得られる特性のことです。
だからこそ、FXでなかなか勝てないと悩んでいる方は、まず“再現性のある手法”を見つけ出す必要があるんですね。

ここで一つ、誰でも勝てる“再現性の高い手法”をご紹介します。
それは、「過去チャートで仮想トレードを行うこと」です。

なぜこれが“絶対に勝てる手法”なのかというと──すでに結果が確定しているチャートを使うから。
つまり、どこでエントリーすればよかったのか、どこで利確や損切りをすべきだったのかが、すべて見える状態なんです。

こう言うと、「そんなの当たり前じゃないか」と思う方もいるかもしれません。
でも、当たり前の場所で勝てない人が、未来の見えない相場でどうやって勝てるのでしょうか?

この「絶対に勝てる場所」を何度も繰り返し見つけ出して、その中から共通するルールや規則性を発見する。
それが、あなた自身の「再現性」へとつながっていくんです。

そして、その再現性をもとにデモトレードで検証していくことで、実際のトレードと同じような緊張感を持って取り組めるようになります。

勝てたときは素直にうれしく、負けたときは本気で悔しくなる──
デモトレードでも、気持ちは自然とリアルに近づいていくんですね。

さらに、自分自身で見つけ出した“ルール”がデモトレードで通用しないかもしれない…そんな恐怖を感じることも出てきます。
この不安こそが、リアルトレードで資金を失うかもしれないという感情ととても似ています。

だからこそ、「お金を使っていないから本気になれない」という考え方は間違いです。
本気になれるかどうかは、お金ではなく、“取り組む姿勢”と“再現性を信じる気持ち”によって決まります。

デモトレードに本気になれないという人がいたら、その人はまだ「トレードとは何か?」を深く理解していないのかもしれません。
トレードとは、自分自身で組み立てた“利益を生み出す仕組み”です。
そして、その仕組みに真剣に向き合い、時間と情熱を注いだ人こそ、デモトレードを大切に扱うようになります。

FXのデモトレードは意味がないのか?

「デモトレードなんて意味ないよ」と言う人もいますよね。

でも、そう感じている人は、感覚で勝ててしまう“特別なタイプ”の人。
つまり、一般のトレーダーとは違って、ロジックよりも直感が先に働く人なんです。

そういった人の勝ち方は、たとえ本人でも説明ができないもの。
つまり、再現性がない。だから他人に教えることもできません。

たとえば、あなたがプロ野球選手に「どうすれば打率が上がりますか?」と質問したとします。
「来た球を打ち返すだけだよ」と答えられたら──それって本当に参考になりますか?

一見すると、理にかなっているようですが、
投手の癖や配球パターン、状況ごとの対応などがなければ、それはただの感覚論にすぎません。

こうした感覚的な答えを理解できる人は、もはやプロ選手になっていてもおかしくないレベル。
トレードに置き換えると、その人はすでに“プロトレーダー”として大きく稼いでいるはずです。

私たち一般人が同じように勝つためには、どうすれば再現性が高くなるのかを自分で見つけ、
検証し、改善していく。その地道なプロセスが必要です。

だからこそ、過去チャートを使って「絶対に勝てる場所」を何度も確認し、
その中から“自分だけのルール”を見つけていくことが、勝ちへの近道になるんです。

FXのデモトレードのやり方|ステップ形式で実践解説

ステップ1:過去チャートの重要性を知る

まずは、「なぜ過去チャートが大切なのか?」という話から始めましょう。

FXトレードでは、行動すべきポイントは大きく2つです。

  1. どこで仕掛けるか?(エントリー)
  2. どこで手仕舞いするか?(決済)

この2点が、トレードで利益を生むか損失を出すかを左右する本質部分になります。

そして、過去チャートにはすでにその答えが描かれています。
ローソク足の動きが確定しているので、「ここで入れば勝てた」という場所が明確に見えるんですね。

このように、過去チャートはまさに“模範解答”のようなものです。
たとえるなら、大学受験のために過去問を解くような感覚に近いです。

実際、受験勉強でも過去問からパターンを見つけ、合格に近づこうとする人は多いですよね。
FXでも同じ。過去チャートからパターンやルールを見つけ出せば、
似たような動きが出たときに自信を持ってトレードできるようになるんです。

ステップ2:勝ちパターンを見つけて言語化する(ルール作り)

では、どうやって勝ちパターンを見つけるのか?
その第一歩は、「自分にとって使いやすいインジケーター」を選ぶことです。

たとえば…

  • 移動平均線(MA)
  • フィボナッチ・リトレースメント
  • ボリンジャーバンド など

自分がしっくりくる、視覚的に理解しやすいインジケーターを選んでください。

次に、値段が大きく上がっている場面や、下がっている場面に注目しましょう。
その動きの中で、「どこで入って、どこで決済すれば利益が出たのか?」を観察していきます。

ここで大事なのは、「仮想トレードをするだけで満足しないこと」。
その一連の動きを、しっかりと言語化しておくことが大切です。

たとえば:

ローソク足が9MAを下から上に突き抜けたらロングエントリー
9MAを上から下に抜けたら手仕舞い(利確または損切)

といったように、インジケーターの条件とローソク足の動きを組み合わせて、
「勝ちやすい」と感じたパターンを自分の言葉でルール化していきます。

このルールこそが、あなたのトレード戦略の原型です。

ただし、最初に作ったルールが完璧ということはありません。
検証を重ねていくうちに、当然“負けるパターン”にも出会うはずです。
その都度、ルールの弱点を洗い出し、改良していきましょう。

ステップ3:言語化したルールをデモトレードで検証する

勝ちパターンを言語化したら、次にやるべきは「そのルールが実際に通用するのか?」を検証することです。

ここで活躍するのが、「MT4」や「MT5」といったトレードツールで提供されているヒストリカルデータです。
このデータを使えば、過去の値動きをスプレッドシートなどに取り込み、ルールの検証ができます。

ヒストリカルデータをMT5で表示・ダウンロードする方法

MT5のヒストリカルデータ。USD/JPYの2025年1月1日~2025年6月4日までの8時間ローソク足の4本値が一覧表示されている。
  1. MT5を開いたら、上部メニューの「表示」をクリック
  2. 「銘柄」を選び、表示させたい通貨ペアをクリック
  3. 上部のタブから「チャートバー」を選択
  4. 表示させたい時間足(例:1時間足、8時間足など)と期間を選択
  5. 「情報呼び出し」ボタンをクリック

すると、指定した条件でヒストリカルデータが一覧表示されます。

その後、画面下にある「バーをエクスポートする」ボタンをクリックすれば、
CSVファイルとしてダウンロードが可能です。

ダウンロードしたCSVファイルの活用方法

ダウンロードしたCSVは、GoogleスプレッドシートやExcelで開くことができます。

このデータには、「始値・高値・安値・終値」がすべて含まれているので、
たとえば自分が使っている移動平均線とローソク足の関係を数値で比較することもできます。

あまちゃん式1日3回チェック手法での検証例

グーグルスプレッドシートで仮想トレードの結果を表示させた画像MT5のヒストリカルデータを使用している。

当ブログで紹介している「あまちゃん式1日3回チェック手法」では、
USD/JPYの8時間足チャートを使い、ローソク足の終値と9MA(9期間移動平均線)との位置関係を判断基準としています。

終値が9MAより上にあれば背景セルを青、下にあれば赤、と色分けして、
視覚的にトレンド転換のタイミングを見極めやすくしています。

そして、背景色が切り替わる=トレンドが切り替わる瞬間を基準にしてエントリーした場合、
どれだけのPIPSが取れたのかを実際にスプレッドシート上でPIPS計算を行いました。

使用したヒストリカルデータ

  • 通貨ペア:USD/JPY
  • 時間軸:8時間足
  • 期間:2025年1月2日〜2025年6月3日
  • データソース:MT5チャートバー → CSV出力

検証結果

リスクリワード比損切:利確(PIPS数)結果(PIPS合計)
1:370:210+925.9
1:2100:200+858.7
1:275:150+832.6
1:290:180+817.4
1:340:120+729.1
1:470:280+638.5
1:350:150+561.9
1:280:160+350.9
1:360:180+347.9
1:260:120+346.0
あまちゃん式1日3回チェック手法でリスクリワード比1:3(70PIPS:210PIPS)でトレードを行った結果を示す棒グラフ

結果から分かること

同じルールでも、損切と利確のPIPS数やリスクリワード比を変えるだけで、利益が大きく変化するということがわかりました。

実は、私自身もこの比較を行うまでは「ここまで変わるとは…!」と驚いたくらいです。
特に、リスクリワード比を1:3に設定したときの安定感や、1:2で取る利幅とのバランスの違いは、
検証してみないと分からない気づきでした。

あなたへのアドバイス

上記は、あくまで「あまちゃん式」のルールで仮想トレードを行った結果です。
読んでいるあなたにとって、必ずしも同じ結果になるとは限りません。

でも、もしあなたがすでに「損切PIPSと利確PIPSの比率(リスクリワード比)」でトレードルールを作っているなら、
このような検証はきっと大きなヒントになるはずです。

ルールがあるなら、それを“数値で試す”。
実際の取引をする前に、本当にその設定で利益が出せるのかを確認することが、勝ちへの近道になりますよ。

まとめ:デモトレードは「勝てる仕組み」を作るための最初の一歩

デモトレードは、単なる“お試し”ではありません。

それは、自分の中にある仮説(=ルール)を検証し、
その精度を高めていくための練習場
です。

  • 過去チャートから「勝てる場所」を見つける
  • 再現性のあるルールに落とし込む
  • 検証を通して“確信”に変える

このプロセスを経たルールは、リアルの相場に出てもブレません。

デモだからこそ、本気になれる。
デモだからこそ、安心して失敗できる。
その繰り返しが、未来の成功を引き寄せてくれるんです。

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