戦略通りのはずが、なぜか途中で手仕舞ってしまいました
5月14日14時、USD/JPYを146.936でショートしました。
あまちゃん式「1日3回チェック手法」に従い、テイクプロフィット(TP)とストップロス(SL)を事前に設定済みです。
この時点では、あとは結果を見守るだけのはずでした。
しかし実際には、わずか12.2pipsで手仕舞いしてしまいました。
一時は120pips以上の含み益が出ていたにもかかわらず、です。
なぜ決めていたルールを破ってしまったのか。
今回はその背景や気づきを、正直に振り返ってみたいと思います。
エントリーの判断|ルール違反だと分かっていながら…

今回のエントリー根拠は、5月14日6時〜14時の8時間足終値が、9移動平均線(9MA)を下抜けて確定したことでした。
本来のルールでは、「9MAが36MAの下にある」ことが条件ですが、このときは9MAの方が上。
つまり、明らかなルール違反の状態でのエントリーでした。
それでもポジションを取ったのは、「36MAまでの調整は十分に狙える」という判断があったからです。
強いトレンドの中での一時的な戻りを狙った逆張りエントリーでした。
TP/SLの設定について|ルールには沿っていました

- エントリー価格:146.936
- SL(損切り):147.536(60pips上)
- TP(利確):144.836(210pips下)
- リスクリワード比:1:3.5
TP/SLの設定自体は、「1日3回チェック手法」のルール通りで、特に問題はなかったと思います。
手仕舞いの理由|“恐怖”が判断を狂わせました
22時には陰線が確定し、正直なところ安心していました。
しかしその後、23時〜翌1時にかけてドル円が急騰。
「反転するかもしれない」という不安が頭をよぎり、そのまま眠りにつくことに…。
ところが、翌朝5時半、目が覚めてすぐスマホを手に取りチャートを確認すると、
含み益はわずか12pips程度にまで減少していました。
このとき、「ストップロスにかかるかもしれない」という恐怖が一気に高まり、
ついにポジションをクローズしてしまいました。
もしもホールドしていたら…|120pipsのチャンスを逃しました
その後の値動きを確認すると、6時〜14時の8時間足も、14時〜22時の8時間足もいずれも陰線。
つまり、ホールドし続けていた場合、最大で120pips以上の含み益を得られていたはずでした。

この背景には、月曜日に発生したギャップ(窓)の存在を甘く見ていたことがあると思います。
あらかじめ「ギャップに到達したら反発の可能性あり」と想定していれば、
120pipsでの利確判断も選択肢になっていたはずです。
今回の学びと改善点|逆張り時の撤退ルールを明確にします
あまちゃん式の1日3回チェック手法で、逆張りエントリーを行う場合には、
「リスクリワード比にこだわりすぎず、36MAやギャップへの接触で手仕舞う」というルールも取り入れるべきだと感じました。
もし今回、ギャップに到達した時点で利確していれば、
心理的な不安を抱えることもなく、気持ちよく120pipsの利益を得ることができていたと思います。
手法の再現性・期待値メモ(毎回記録)
過去2回中:勝ち2 / 負け0(+222.2pips獲得)
現時点の平均獲得pipsは +111.1pips
※今後の検証で期待値や勝率を継続的に更新していきます。
終わりに|感情が結果を変えるという事実
トレードでは、「過去のチャート上では完璧に見えた戦略」も、
リアルタイムでは感情の揺らぎによってまったく異なる結果になることがあります。
今回のように、ギャップの存在に気づいていながら軽視してしまったことが、
心理的なブレを生む大きな原因となりました。
📌 “値動きを見ない”というルールの大切さと、事前シナリオの確認。
それを改めて痛感したトレードでした。
次回からは、「感情」ともうまく付き合いながら、より一貫したトレードを目指していきたいと思います。
📌【追記:5月19日】

もしもルール通りにポジションをホールドしていたら、4日目の今日、目標である+210pipsのテイクプロフィットに到達していました。
この結果により、手法のシナリオは正しかったことが改めて証明されました。
あとは自分が“ルールを信じ切れるかどうか”。それが今後のテーマです。